活動の記録
【取材】MHK総合「時論公論」 「高校の授業料無償化 「教育の質」の議論を」
【取材・録画出演】関西テレビ「newsランナー」「国として教育の在り方をどう考えるか」慎重な議論を指摘する専門家
【取材・録画出演】NHK大阪「ほっと関西」専門家「教育の質考えて」
【取材】NHK WEB特集【1からわかる】授業料無償化で高校は?
【取材】週刊新潮「裕福な家庭にも、税金から支援金が」 私立高校無償化の“負の側面”を専門家が解説
【寄稿】日本経済新聞経済教室「高校無償化、私立・公立の競争条件を対等に」
【取材】日本テレビ「新たな教育格差も?高校無償化がもたらす光と影【#きっかけ解説】」
【取材】日本経済新聞 「借り入れで受験代」困窮世帯の6割 無償化、議論置き去り
【取材】TBSテレビ「サンデーモーニング」「高校の授業料“無償化”も…専門家「教育負担は減らない可能性」」
【取材】TNCテレビ西日本「福岡NEWSファイルCUBE」「高校無償化 今後の課題は?」
【取材】読売新聞 「公立高の地盤沈下に危機感、地方は高校無償化の恩恵見えにくく」
【録画出演】NHKニュース「高校授業料無償化の内容は?先行の東京や大阪では何が 公立と私立 課題は?」
【取材】産経新聞「高校授業料無償化の効果、税金支出に見合うかは不透明 公立離れや新たな教育格差の指摘も」
【取材】毎日新聞「公立高世帯の学習費、無償化前の水準超え 23年度は平均59.7万円」
【寄稿】毎日新聞「高校無償化で「公立・私立のバランスが崩壊」格差拡大の懸念も」
【取材】フジテレビニュース 「めざましテレビ」「専門家の警鐘」
【録画出演】 日本テレビニュース「高校無償化で生徒が公立から私立へ流出?専門家が警鐘“新たな格差”を生む可能性も」
日本語学術誌(査読付)
【学術論文】小中学生の学力とGritの関連―遺伝環境構造から
心理学研究者との共同研究に参加し、「パーソナリティ研究」誌にショートレポートが出版されました。小中学生の双生児データを利用し、学力(こどもの機会均等研究センターで開発)とGrit要素(根気と興味)の相関と、Gritへの遺伝・共有環境要素の寄与を分析しました。根気への共有環境要因の寄与は、小学生では確認できたが中学生では確認できず、年齢により、Grit の遺伝環境構造が異なることが分かりました。山口天音(帝京大学)、敷島千鶴(帝京大学)、川本哲也(慶應義塾大学)、安藤 寿康(慶應義塾大学)との共著です。
【取材】AERA kids dot+東京と大阪の高校無償化で “教育格差”は縮められた? 教育の機会均等はどう実現できるのか、教育経済学者に聞く
国際学術誌
【学術論文】Cross-national Differences in Socioeconomic Achievement Inequality in Early Primary School: The Role of Parental Education and Income in Six Countries
AERA Open誌 (American Educational Research Association) に国際共同研究の成果の掲載が決まりました。この論文は、15歳時点の国際学力比較調査では家庭背景尺度(SES)と学力水準の相関の強さが異なる六カ国(米国、英国、フランス、ドイツ、オランダ、日本)を対象に、各国の6-8歳時期の調和のとれたデータを使用し、親の学歴・世帯所得という、2つの代表的なSES尺度と子どもの読み書き能力の関連の強さを計測しました。用いられた日本のデータは日本子どもパネル調査(JCPS)です。他の5カ国と比較して、日本は15歳時点でも6-8歳時点でも、親の学歴と世帯所得が子どもの学力に与える影響は小さいこと、しかし両者を比較すると、親の学歴の影響が大きいことがわかりました。他にも国により顕著な特徴があり、それぞれの国の社会的・制度的背景を踏まえた解釈が議論されました。Jascha Dräger, Elizabeth Washbrook, Thorsten Schneider, Renske Keizer, Anne Solaz, Jane Waldfogel, Sanneke de la Rie, Yuriko Kameyama, Sarah Jiyoon Kwon, Kayo Nozaki, Valentina Perinetti Casoni, Shinpei Sano, Alexandra Sheridan, Chizuru Shikishimaとの共著で、日本からは、佐野晋平、野崎華世、亀山友理子、赤林が参加しました。JSPS-ORAプロジェクトの成果です。